2008年7月27日日曜日

ニンニク  Allium sativum
  
  
ニンニクを買いに近所のスーパーマーケットに行った。
   
青森産、1個300円
中国産 3個100円
  
このは一体なんだ?
   
同じニンニクのはずなのに。
  
しばし思案したのち、中国産を手にとってレジに並んだ。
  
マスコミに流されるわけではないが、例のギョウザ事件以来、中国産の食に対する信頼は確かに揺らいだ。国産とて偽装が横行する昨今、決して万全ではない。
  
こうなると自分で作るのがベストだろう。
  
家に帰って早速ニンニクを使って、ガーリックライスを作った。
・・・確かに、皮を剥くときの感触、刻んでいるときの香り、炒めたときの香りなど全て今ひとつという印象を持った。香りという点では、あまり香らないのだ。
  
ニンニクが入っているネットにはラベルがついていて色んなことが書いてあった。
   
特別栽培農産物
認証番号 XXXXXXX
[農林水産省新ガイドラインによる表示]
農薬:当地比5割減(使用回数)
化学肥料:当地比5割減(窒素成分)
栽培責任者:YYYYYY
住所:yyyyyyyy
連絡先:yyyyyyy
確認責任者:ZZZZZZZ
住所:zzzzzz
連絡先:zzzzzz
輸入者:AAAAAA
住所:aaaaaa
連絡先:aaaaaa
販売者:BBBBBB
住所:bbbbbb
連絡先:bbbbbb
[化学肥料及び化学合成農薬の使用状況]
化学肥料:元肥・追肥:窒素17.1kg/10a
ホキシム:殺虫:1回
  
ホキシムって何だ?
  
ホキシムは、日本では農薬登録されていないので農薬としての使用はされていないが、木材防虫剤、防蟻剤等の殺虫剤として使用されている。外国では穀物貯蔵庫、サイロ、船倉などの害虫駆除、家庭での衛生害虫駆除、穀物、わた、とうもろこしなどで土壌害虫駆除を目的として使われている(「最新農薬の残留分析法」 第489頁-第490頁、農薬残留分析法研究班編集 中央法規出版)
  
日本では農薬登録されていないってのがちょっと気になったけど、農林水産省のガイドラインによって表示されているくらいだから大丈夫なのだろう。たぶん。
  
更に気になるのは1回って回数だけの表示で、それがどの濃度でどのボリュームなのかが分からないこと。
農薬当地比5割減(使用回数)って書いてある。回数は確かに1回でしょうけど・・・。
当地比ってのもビミョーなカンジだ。
  
ウチではこれが当たり前ヨ なんて言ってスゴイ量の農薬を使っていて、それの半分が我々の基準のン倍ってこともあるかもしれない。
  
ウーン、疑いだしたらキリがないので、気にせずに美味しく食べるほうがシアワセというものなのかもしれない・・・。
  
  

1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

中国のお金持ちは現地の野菜は買わないらしいですよ。変な洗剤で農薬落とすやつなんか眉唾物も売っていますし。