2008年9月26日金曜日

ニュースなスズカケノキ
   

  
以前、某TV局の夕方のニュース番組内で「街路樹がガードレールを飲み込んだ!?」のような内容を取り上げていたのを見たことがある。
     
それによると、江東区の某所で街路樹が生長し、横にあったガードレールを完全に包み込んでしまった、ということだった。
その街路樹はお寿司屋さんの前にあって、その寿司屋はTVが取材に来たためかは定かではないが、これにちなんだ巻き寿司を作っていた・・・というのが番組の内容だったと記憶している。
  
僕はこれを見て「ナルホドねぇ」とは思ったけど、特にこれを見るためにわざわざ江東区まで繰り出そうとは思わなかった。
この辺はこのまえ書いた「ど根性キリ」と同じ展開である。
  
で、今日。
  
都内某所(江東区ではない)でスズカケノキの剪定をしていたらば、ご覧のような、あとちょっとでガードレールを飲み込む状態にあるスズカケノキに遭遇した。
  
スズカケノキは大木だ。
木の高さは30メートルほどになりうるし、幹まわりは直径2メートルを越えることもある。
それをこれだけガードレール近くに植えたらどうなるか・・・・
  
ここは狭いから引越そう、と樹木は自分の意思で動くことは出来ない。
ある環境で生きる最大限の努力をしている。
  
そうやって考えると、こうやって頑張っているスズカケノキにスポットライトをあてて、皆の注意を喚起するというのはあながち無駄なことではない。
  

  

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