2008年10月27日月曜日

菊花展@靖国神社
   

  
昨日靖国神社に出掛けたときに菊花展をやっていた。
  
菊と日本刀という本があったような気がするけど、日本人と菊には深い関係がありそうだ。
我々のパスポートには菊のマークがついているし。
  
菊を仕立てて菊人形を作るなんてのはまさに日本文化の素晴らしさだ。
  
若いころは「菊人形なんてよぉ・・・」なんてちょっと斜に構えていたのだけど、植物のことを知るようになってその凄さに驚いてしまう。
  
菊展に飾ってある菊はすべからく3つ花がついている
  
根元を見てみると、ひとつの株を3つに分けているのが分かる。
  

  
早い段階で3つの枝というか茎を選抜して、それを横の支柱まで引っ張る。
あとはそれをひたすら大事に育てる。
腋芽はことごとく摘んで真っ直ぐ真っ直ぐ育てるのだ。
  
ここまでやるのはかなりの技術、忍耐、そして愛情が欠かせないだろう。
  
仕立てた菊なんてオレの趣味じゃあない、なんて言わないでそれぞれをジックリ観察して、その裏にあるであろうストーリーを想像するだけでも結構楽しい。
  

  

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