2009年1月9日金曜日

悲しきポインセチア
    

   
朝散歩をしていて、衝撃の場面を目撃した。
   
ゴミ集積場にポリ袋とともに捨てられていたのは赤いポインセチアだった。
   
想像するにクリスマス時期に買ったのか、誰かから送られたのかして、しばし飾られていたのだが、お正月を過ぎて飽きられたのか、世話が面倒になったのか、ご覧のようにポイっと捨てられてしまった。
鉢を手にとって見てみたが、別にどこも悪いところはない。
   
まさにポインセチアがポイである。
  
以前オリーブの鉢がポイっと捨てられていたことを花咲ブログで書いたことがあるが、そのときに英国でよく言われていた A dog is for life, not just for Christmas という言葉についても触れた。 (2008年2月22日付)
その意味するところは 犬はいっときのクリスマスプレゼントではないのですよ、生涯共にするものなのです ということで生き物を粗末にしてはいけない ということを指している。
    
この捨てられたポインセチアどうだ?
クリスマスが過ぎてゴミ集積場に転がっているのはまさにやっちゃイカンことそのまんまである。
   
さらに別の日に多摩川沿いを歩いていたら、こんな看板を見つけた。
「動物をすてることは犯罪です」「動物愛護法第44条」
   

  
そうかぁ動物は動物愛護法で守られているのか。
   
植物愛護法の制定を呼びかけるほど花咲ジジイは単純ではないが、どうにか花を植物を慈しむ気持ちがもっと広まらないものかと思うばかりである。
動物もそうだが植物もすべて生きとし生けるものその一生を全うする権利があるように思うのだけど。
   
正月早々フクザツな気持ちになってしまった。
  
  

2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

なぜ捨てるのか..意味がわからない。いやな世の中ですね。

匿名 さんのコメント...

世の中すべてがこのブログを読んでいただいている方々のような価値観で動いているのではないということでしょうか。

ゴミの日にゴミとして出しているわけで、とくに法的に問題はないように見えます。こうなると頼るべきはモラル感のような気もします。

実は僕も食材を多めに買って、料理する前に痛んでしまって「神様ゴメンなさい」と言ってポイしてしまうことがたまにあります。

これってカタチは違うけど、やってることは同じなんじゃぁ・・・と思います。

・・・問題提議しておきながら自分の首を絞めていますね。
自らを戒めるブログということで。