2009年4月16日木曜日

エアコン
    


散歩をしていたらば、新築ピカピカのアパートを発見。

レンガ張りの外観はとても洒落ていた。

想像するに 1DK 程度の独身向けの間取りの部屋のようだった。
    
一階の部屋は外の通りよりもやや高いくらいで、中の様子がチラリと見えてしまう。
      
そのためか、目隠しのためと思われるコニファーが間隔を詰めて植えられている最中だった。
   
植物はときに我々の目を愉しませるために、ときに外からの侵入者を防ぐために、ときに目隠しのために、ときに果物を収穫するために・・・ と色んな目的で植えられるものだ。
        

そういう意味でこのコニファーは目隠しのためにこれから新築の家とともに頑張っていくものと思われる。
    
でもっ!
   
果たしてそうだろうか?
    
実は花咲ジジイは このコニファーの寿命はエラく短いのではないか と他人事ながら心配している。
    

      
というのは、これらコニファーの幾つかはエアコンの室外機に触れるか触れないかくらいの場所に植えられているからだ。
     
夏場、冬場とエアコンを稼働させると、室内は快適に保たれるが、温風が室外機からブンブンと吹き出す。
      
植物のすぐ脇でそんなものが動いていたらば、植物にとって良い結果をもたらすのか、そうでないのかは誰にでも容易に分かりそうなものだ。
     
花咲ジジイも夏場に庭の手入れをしていて、エアコンの室外機の脇の雑草をとるためにしゃがんでいて、温風にあたって気分が悪くなったことがある。
        
植物の気持ちも分かる。これはツライ。
       
折角新築の家が建って、見栄えの良い植栽を施しても、これではちょっと思慮に欠けると思うのだ。
      

この可哀想なコニファーがどういった道をたどるのか、しばし注目していきたいと思う。
  
   

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