2009年6月14日日曜日

帰京・・・
     

   
東京に帰って参りました。
   
大阪、神戸、静岡と移動して、わがホーム東京に戻ってきた。
   
実は花咲ジジイは神戸で生まれた。
   
母の実家、すなわち祖父母の家が神戸市の御影という場所にあって、母は出産のために帰省し、僕はそこで生まれたという訳だ。
   
小さい頃は、春休み、夏休み、冬休みと休みになると、神戸に行っていた。
   
そんな祖父母も数年前に亡くなって、神戸の家も少しずつ朽ち始めていた。
   
今回は大阪に仕事で行ったのを良いことに祖父母の墓参りに行こうと今は誰も住んでいない祖父母の家に泊まった。
  
六甲山の中腹に家があるので、散歩がてら久しぶりに近所を歩いた。
  
いやいやいや・・・ すごく変わっていた。
昔はゴルフの打ちっぱなしではなかったかというところにマンションが建っていたり、昔は兵庫県立の高校だったのではという場所にまたまたマンションが建っていたり。
   
御影という場所には阪神線阪急線が走っているのだけど、阪神御影に降り立ってビックリだった。
駅前に大型の商業ビルが建っていて、その脇に超高層間マンションが建設中であった。
サンバード長崎屋は辛うじて残っていたけど駅周辺の雰囲気は昔とはまったく異なっていた。
  
阪急御影は駅前が開拓されて、新しい道路ができて、新しいロータリーなんかも出来ていた。
   
・・・なんか寂しいカンジだった。
   
昔通った本屋さんも、魚屋さんも、八百屋さんも今はもう無い。
    
そんなセンチメンタリズムに浸りながら、六甲山を散歩していたら、チョクチョキチョキと植木屋さんが汗をかきながら生垣を剪定していた。
   
植木屋さんは東京も神戸も変わらないんだぁ、と普遍の摂理を感じる一方で、変貌を遂げる我が町にちょっとした郷愁を禁じえなかった。
  
  

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