2009年12月11日金曜日

よそ行き顔のハボタン
     

   
・・・・今日も本当はヨコでお見せしたいところなのだが、どう頑張ってもタテにしかならない。
どーしてこうなっちゃうのか、本当に腹立たしいことこのうえない。
   
さて、寒さも本番といったところで、町の花屋さんでは ポインセチアシクラメン、そしてこのハボタンあたりが賑やかである。
   
これらはクリスマスやお正月の飾りに使われることもあって、今が丁度売り時なのだろう。
   
一言でポインセチアといっても、葉っぱの色が赤いもの、白いもの、大きいもの、小さいものなど種類が多い。
ちょっとすぐに手元の写真の山から見つけられないのだけど、以前青い葉っぱ のポインセチアを見てタマげたことがある。
   
しかしこれは青いスプレーを吹きかけたものであったと分かり興醒めだった。
   
ハボタン Brassica oleraceaアブラナ科の植物であり、見ての通りキャベツの親戚である。
放っておけばアブラナ科の特徴である4枚の花びらが十字型に咲く花を見ることができる。
   
種類的には青い(緑ってことね)葉っぱのものと、赤い(紫っぽいってことね)葉っぱのものとがある。
   
ところが花屋さんで見かけたこのハボタンはなにやらキラキラしていたのであった。
   
なんだ? と見てみると、やはり金色のスプレーをシュッと一吹きしただけのものだった。
こうやって一手間加えることで、商品の価値を上げて(下げて??)売ろうというものがときどきある。
   
問屋さんなんかにいくとこういうスプレーもちゃんと売っている。
   
例えるなら 「これからディスコに行くの」と言って真っ赤なルージュを引くお姉さま(申し訳ない、例えが古くて)のやうなものであろうか。
まさによそ行き顔のハボタンである。
  
   

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