2010年4月6日火曜日

イチョウを救え@絵画館前
    
   
自転車で都内を疾走していてこんな光景に出くわした。
    
さて、ここはどこでしょう?
っていっても題名が 絵画館 とあるわけで、明治神宮外苑のイチョウ並木である。
   
そこのイチョウの植え込みを重機を使って掘り返していたのだ。
   
イチョウの根を保護する工事を行います
樹齢が100年近くなり、近年樹木の勢いも衰えてきました。
そこで本工事では歩道下の土壌改良を行い良好な生育を促すことを目的としています。
主な内容:植え込み補助枡工、土壌改良工、舗装工
   
なるほど、黄葉が有名なイチョウ並木だが、寄る年波には勝てないということか。
この工事内容からも分かるように植物にとって根っこというのはいかに大切なものかということが知れる。
    
   
花咲ジジイが通りかかったときは丁度お昼の休憩中で生憎作業を見ることは出来なかったが、あたりの様子から想像するに、ユンボで地表のアイビーなどを取り除いて 「補助枡」という排水、通気を助ける枡を設置し、ついでに土壌改良剤などを鋤き込むのではないかと思われる。
   
多くの人が通る名所だけに根っこ付近が踏圧されてダメージがあるのはもちろんだが、青山通りに面し交通量も多いために排気ガスなどの大気汚染によるダメージもかなりのものだと思う。
   
都会に生きるというのは人間にもかなりのストレスであるが、樹木にとってもかなりシンドイことなのだ。
  
   

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