2010年7月19日月曜日

キリの実
     
     
数日前の花咲ブログで近所のおばあさんがカタルパをさしてキリですよ と教えてくれた話を書いた。
    
カタルパキリも花の形や葉の形が似てなくもない。
     
しかし、実の形が決定的に違うと書いたのだけど、キリの実の写真を撮ったのでそれを今日はご覧いただこう。
キリの花は2009年5月4日の花咲ブログで写真を載せてあるのでそちらをご参照いただきたい。

      
カタルパはインゲンマメのようにサヤが木からぶら下がっている。
    
しかしキリは小さい実の幾つかがまとまって枝になっている。
     
    
それは「ぶら下がる」といった風情ではなくて、天空に向かって「突き出した」ようなカタチである。
      
キリの御紋を思い浮かべていただきたいが、あの葉の上に3つ突き出ているのはまさにキリの実なのである。
   
御紋といったシンボリックな意匠であっても、この実はキリの特徴をうまく表現したものとして描かれているというわけだ。

   
カタルパとはやはり全く違うなぁ。
  
   

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