2010年8月13日金曜日

シソの葉
    

言わずもがな シソ Perilla frutescens var.viridis の葉である。
   
すでにこのネタは花咲ブログで取り上げたことは知っている。
知っているけど、その葉っぱをまじまじと見ていたらどうしても書きたくなってしまったのだ。
   
つい先日出かけた和食屋さんで刺身盛を頼んだ。
砕いた氷を敷き詰めた器に新鮮な刺身がのっている。
そしてシソの葉が彩りを添える。
   
シソの葉で刺身を巻いて醤油をちょっと付けて食べるのも美味しい。
   
何で書きたくなったのかと言えば、その葉っぱのカタチに理由がある。
    

通常、葉っぱを見分けるときは、葉の柄(葉柄)の長さ葉の大きさ葉の形つやの有無葉の表と裏の色の違い毛の有無葉脈の形、などなど様々あるのだが、葉の縁の形も葉を見分ける上では決定的な要素である。
   
葉の縁なので、これを葉縁と言う。
葉の縁はギザギザがあったりなかったり、あっても深くて複雑だったり浅くてシンプルだったり、それはそれは色んなパターンがあるのである。
   
このシソの葉をジーっと見ていて、どうしてこんなにフクザツでそしてキレイなギザギザが出来たのだろうか? と本当に不思議になる。
   
まだ枝に付いている様々な葉っぱ、道端に落ちている様々な落ち葉、など全てそれぞれの植物の特徴に従った葉縁をもっている。
こんどジックリ見てみると面白いよ。
  
   

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