2011年1月22日土曜日

京都にて
    
そんなわけで今は大阪にいます。
   
昨日は駆け足で京都植物園清水寺に行って、大阪へ移動したのちに串かつとビールで旅気分を堪能した。
   
清水寺は最近中国の方を中心に外国人観光客が席巻していると聞いていたのだが、噂は本当だった。
   
道行く人々の顔は日本人と変わらないが、言語が違う。
ファッションもちょっと違う気がした。
そしてカメラを持っている。
   
・・・・という花咲ジジイも大きなカメラを首から掛けて、手にはコンパクトデジタルカメラと、2丁拳銃といういでたちだったので八橋なんかを売っている売店の方は僕も外国人に見えたに違いない。
   
清水寺での目的を達して、足早に駅に向かった。
駅に向かう途中に 建仁寺 があったので中を通ってみた。
   
建仁寺は建仁寺垣という竹垣のパターンの原型発祥のお寺である。
  
あまり時間がなかったので、スタスタと歩きながら、キョロキョロとして通り抜けた。
通り抜けたところに生垣というか、刈り込まれた潅木があった。
    
こういう形に刈り込まれているのはカイヅカイブキだったり、ツゲだったり、と大体決まっているものであるが、よくよく見て驚いた。
   
それはカラタチ Poncirus trifoliata だったのだ。
   
へー、初めて見たなぁ と珍しいので感心して見ていた。
でもカラタチはご覧のようにスルドイがあるので、生垣などに使って他者の侵入を防ぐという優れた機能があったので本当は珍しくはないはずなのである。
    
建仁寺と彫られた石柱の横にあったカラタチ。
その昔はお寺に来る招かざる客を寄せ付けないようにと植えられたものだったのだろうか、などと思いを馳せてみた。
  
  



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