2011年11月8日火曜日

東京都の木 イチョウ


日比谷公園のついでの話。

日比谷公園の樹木たちは紅葉にはまだほど遠く、青々としていた。

雨に濡れた木々のあいだを歩くのはなんとも気持ちが良い。
鬱蒼とした高木の間を歩いたらば、看板が目に入った。

東京都の木 イチョウ
イチョウの木は昭和41年11月8日東京都の木に指定されました。
昭和41年7月、強度の木を定めようという毎日新聞社の提唱を受けた首都緑化推進委員会では、東京都の木の候補として、ソメイヨシノ、ケヤキ、イチョウ、クロマツ、アカマツの5種をあげました。
本部ではこれを一般投票したところ、イチョウが第一位になったため、これを東京都の木に指定することになったのです。
なお、このイチョウの木は、これを記念して東京都がこの地に植樹したものです。
なーんと、東京都の木としてイチョウが選ばれた経緯や、時期が明確に書かれていた。

普段何気なく見かけていた東京都のイチョウのマークをつけたゴミ収集車などにもこういった経緯が分かると見る目が変わる。
だって、ひょっとしたらケヤキマークのゴミ収集車だったかもしれないんだよ。

ケヤキってマークにしづらいよなぁ・・・

他の候補と比べてもイチョウはなかなか妥当な選択だったと思われる。

記念植樹されたイチョウたちというのは、かの有名な松本楼の前あたり。

松本楼前といえば 「首かけイチョウ」 としても有名な樹齢400年を超えるといわれるイチョウが有名だけど、時には東京都のシンボルの記念となったイチョウにも目を向けていただきたい。


写真は松本楼前の首かけイチョウ。
ちょうど昨年の11月18日に撮ったもので、すっかり黄葉している。

今年はどうだろうか?
11月18日にここまで黄色くなっているかは、ちょっと疑問である。


1 件のコメント:

アル さんのコメント...

銀杏を丈夫な紙袋に入れてしっかり口を閉じ、レンジで1分くらい加熱。
ポンポンと爆発音(!)がするのが怖いですが、とても美味しいおやつ、おつまみになるんですよ~。