2012年7月1日日曜日

ノマド的消費生活


最近、ノマドワーカーなんて言葉を聞くようになった。

もともとノマド Nomad とは遊牧民という意味で、転じて特定の場に縛られず自由気ままに自分の仕事の場を移動する人のことを指しているようだ。

僕もフリーランスとして、一応都内に拠点をもつが色んな場所を移動しつつ仕事をしている面もある。

都心に住むということは便利であることには疑いがない。

仕事の打ち合わせで出掛けるにしても時間をかけずに効率的だと思う。
しかし住むとなると、ときどき不便を感じることもあるのも事実。

贅沢なようだが、それはどんなときかというと買い物をするとき。
特に食材を買う時にはなかなか難儀する。

近くに気のきいた八百屋さんとかお肉屋さん、総菜屋さんなんかがないのだ。

谷中銀座商店街、戸越銀座商店街、砂町銀座商店街、あるいは蒲田とか吉祥寺あたりなんかは良いなぁと羨ましくなってしまう。
何を見ても美味しそうだし、何を見てもお手頃価格という気がする。

近所にそういうものがないので、仕方なく大きなターミナル駅のデパ地下で高い買い物をする羽目になる。

いやいや価格だけの問題じゃぁないなぁ。
今日の写真をみていただきたい。



とある郊外の八百屋さんで撮った写真だけど、水を張った桶に谷中ショウガが漬けてある。

さらには段ボール箱に無造作に枝豆、しかも根っこ付きが売っている。

そして注目すべきはそのお値段。
谷中ショウガは一束140円!! 枝豆は一束210円!!

それ以外にもおしなべて低価格なのだ。
例えばレタスなども一玉100円とか120円とか。
うちの近所で買うおよそ半値、もしくはそれ以下である。
しかもうちの近所で買う野菜よりも鮮度が格段に良さそうである。

こういうのを見ていると人は何かを得る代わりに何かを失っているのだなと思う。
都心という利便性を得る代わりにこういう部分では明らかに後塵を拝している。

みずみずしい新鮮野菜食べたいじゃぁありませんか。

なのでノマドなのを良いことに出先でこういう美味しそうな野菜を見掛けるとついつい手を出してしまうのでありました。


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