2012年10月8日月曜日

この木なんの木?

昨日はあいにくの天気での植物観察だった。

今日は一転して秋晴れ。

たまった仕事をするため終日家にいてシコシコと机に向かっているのだが、近所の幼稚園だろうか、運動会の賑やかなアナウンスや音楽が聞こえてきて楽しそうなんである。

秋の運動会シーズンってやつね。

自分にも子供がいたら、はりきって良いところを見せたいタイプなので、運動会の歓声を遠くに聞きながらちょっとだけ血がたぎった。

さて、昨日は小雨のなか子供たちと何を見ていたかといえば茎と根なんだけど、内容の一部として樹木の樹皮にも注目した。

樹皮もそれぞれで、縦じま、横じま、まだら、亀甲・・・などなど色んなパターンがあるし、柔らかいもの、硬いもの、スベスベしているもの、ゴツゴツしているものなどバリエーションに富んでいる。

普段は意識的に樹皮に触れるなんて機会はないので、実際にいろいろと触ってもらった。
例えばイチョウなんて意に反してフカフカの柔らい樹皮だったりするので、面白い発見がある。

樹皮をよく見れば、カラスウリが巻き付いていたり、アリ、なめくじ、クモなどもいたし、何かの昆虫の卵が産みつけられていたり、ニホンミツバチの巣があったり、コケがむしていたり・・・

木はさまざまな生物の棲み処を提供しているんだ、なんてことも見た。

昨日見た中から代表して8つの樹木の樹皮の写真を載せてみた。

すぐに何の樹皮か分かるかな?










【正解】
①イチョウ
②クスノキ
③ケヤキ
④サルスベリ
⑤シラカバ
⑥ヒマラヤスギ
⑦プラタナス
⑧マツ
どうです?

面白いでしょ。

いくつ分かりましたか?

植物図鑑にご参加された方から概ね楽しかったというご感想を頂戴していて、それも大きな励みととなります。

「お話が分かりやすくて、子供が興味をもって真剣にメモをとっていました。あとで丁寧にまとめたいと思っています。これからの学校の勉強にも役立ちそうです。」

「とても有意義でした。有難うございました。植物に興味のある娘に何かもっと楽しく植物のことを知る機会がないものかと思っていましたので大変助かりました。今まで気が付かずに通り過ぎていた草花にも目がとまるようになると思います。」

「五感を使って様々な植物を観察することを体験し、オリジナル図鑑ができてとても良かったです。あっという間の時間でした。また近所などお散歩しながら親子でいろいろ観察したいです。」

・・・というわけで、今年はあと1回。
11月3日(土)文化の日です。

詳細・お申し込みは コチラ までどうぞ。



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