2013年9月20日金曜日

竹は偉大なり


近代的な高層ビルが立ち並ぶ香港。

新築もあれば、外壁補修などして大切にしている建物もあるようだった。

上の写真を見ていただきたい。

こんなのは序の口といった規模。

もっともっと高層で大規模のマンション(アパート)も沢山ある。

これくらい大きいのを見ていると、エレベータは来るのだろうか、水道水は最上階まで上がるのだろうか、などといったことが他人事ながら心配になる。

なんといっても地震がないからこそなしえる業であると思う。

さて、再度上の写真を見ていただきたい。

右側にある棟は網がかけられて外壁補修のようなことをしているのが分かる。

これは日本でもよくある光景であり、珍しくともなんともない。

しかし目を凝らしてみると、その足場はナント竹を組んで出来ているのだ!!


これにはビックリ。

どんな高層であっても、竹を組んで上がっていくようだった。

しかも竹と竹はプラスチックのテープを巻いているだけ。


大丈夫なんだろうか??

最初はとても不安だったけど、よくよく考えてみると理に適っている。

竹は軽くて丈夫、柔軟でしなるし、価格も鉄パイプに比べれば安いはず。
しかもお隣の中国から竹ならいくらでも採取できるのではないだろうか。

数本の竹では不安があるけど、竹が竹を支え合っていくわけなので、我々が心配するより遥かに安定性、堅牢性、信頼性があるのだろう。


道路に無造作に置かれた竹の束を見て、改めて竹の偉大さを知った次第。






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