2015年2月28日土曜日

一押し(?)プランター各種


ガーデンセンターにはおびただしい数の品が並んでいる。

ひとつひとつジックリ見ていったら丸3日くらいは掛かるのでないだろうか。

そんな時間もないし。

これだけ品物があって、ひとつひとつ見る時間がないのであれば、後はどれだけ目立って人の目に留まるかはとても大切なこと。

そういう意味ではこの黄緑のプラスチックプランターは足を止めるだけのインパクトがあった気がする。

まず黒、茶、グレーなどが主流のプランターにあって、ご覧のような色でしょ。

「イギリスからやってきた・・・・」の訴求力はそれほどでもなかったけど、でもこんなの見たことなかったゾ、と一応興味は沸いた。

お値段も1000円しないので、まぁそれなりのクオリティというか質感ではあるけども。

ちょっと感心したのは、その形状。

どこかの角に収まるように形状が工夫されているのだ。

ちょうど台所の流しの三角コーナーのゴミ箱みたいな感じ。

それ単体では決して魅力的とはいえないけど、これに然るべき植栽を施して、どこかの角に置けばスペースを節約したグリーンな演出ができるのではないだろうか。

もうちょっと改良すればもっと良いものができそうな気がするけど、どうでしょう。



2015年2月27日金曜日

悲しいイチョウ


今週は千葉県に仕事で泊り込みだったわけです。

泊まっていたホテルの近くには神社があったのですが、その神社の鳥居の脇に大きなイチョウが。

しかしそのイチョウの様子がちょっとおかしい。

イチョウは落葉樹なので今の時期に葉がないのは頷ける。

しかし葉がないだけではない。

枝もないのだ。

小枝だけではなく、かなり大きな枝もないので、見ると大きくて太い一本の棒のようだ。


これは随分派手にやったものだ。

神社の境内ということは、かなり前に植えられた由緒ある、ご神木になってもおかしくないくらいの木だと思う。

それをこんなに思い切りバッサリやってしまうなんて。

神をも恐れぬ所業といえよう。

大きくなりすぎて困っていたとしても、もうちょっと時間をかけて樹形を保ちつつ、サイズダウンさせるようなことは、腕の立つ植木屋だったらできたのではないだろうか?

ここに美しいイチョウがあったら、この神社のご利益も倍増する気がするが、逆にこれでは神社の威光を貶めるようにみえなくもない。

もったいないよなぁ・・・・

そう思ってしばらく往来からこの棒のようなイチョウを眺めていた。


2015年2月26日木曜日

君はケヤキなのか?


仕事がありまして、千葉県の柏の葉にあるホテルに行きました。

まだ比較的新しいホテルのようで、植栽なども馴染む過程にあるといった風情。

とにかく大きな木が何本も植えられているので、このサイズで植えるのはさぞや大変だったろうに・・・と工事の苦労が偲ばれました。

こんなに大きな木をよく探してきたよなぁと感心しきり。

こうやってみると商業施設における樹木の果たす役割はかなり大きいのだなと分かります。

憩いの場、集いの場、癒しを与える、日陰をもたらす、季節感を醸しだす、小さな生態系を作りだす、施設のシンボルの役割を果たす・・・などなど様々な意味が感じられるわけです。

この巨大な株立ちの木はいったい何なんだろう?

樹皮の様子を見ようにも、包帯のように巻かれた幹巻が隙間無くあるためにまったく分からない。

枝先を見ると、ああケヤキなのかぁと分かる。

株立ちのケヤキというのもちょっと珍しいかな。

こんなときに助け舟となるのが、植物の名前を記したラベル。

この植え込みにはラベルが幾つか刺さっていたので、ケヤキであることを確認しようと回り込んで見てみたらば、なんとそれは樹木の名前を記してあるのではなく、フリーWifiですよと知らせる看板でありました。

これはないよなぁ。

ここまでしてフリーWifiがあると知らせるのは親切ではあるけど、植物名を記したラベルも混ぜておいてほしかったなぁ。


2015年2月25日水曜日

超大型


超大型ガーデンセンター、超大型ホームセンターであるジョイフル本田にはいつも圧倒されてしまいます。

なんでもある、というか無いものは無いといった感じでしょうか。

例えばこの使い古されたモップの先のようなものは何でしょうか?

これはアスパラガスなんですねぇ。

このアスパラガスの「根」を買ってかえって植えれば、アスパラガスが楽しめるという、にわかには信じ難い品です。

他にも種イモだけでたくさんの種類があって圧倒されてしまいます。


しかし世の中にこんなにジャガイモを栽培している人がいるんですね。

むしろそっちの方が驚きです。

大型ガーデンセンター、終日いても飽きることは絶対になさそうです。

仕事でなければ、好奇心の趣くまま店内をいつまでも彷徨っていたいです。 

2015年2月24日火曜日

大型ガーデンセンター


昨日の続きでクリスマスローズについてもっとお話したいことはあるのですが、実は仕事で今週は千葉県に来ています。

押しも押されぬ超大型ショッピングセンターで今日、明日とワークショップが開催され、アメリカ人講師の通訳をしています。

都心に暮らしていると、なかなかこのような大規模なガーデンセンターに行く機会がないので、かなりウハウハしています。

目に入るもの全てが新鮮な感じがします。

これだけ色んなものがあると、ガーデニングもしくは庭いじりのひとつでもしてみようかなと思いますね。

ある意味とても恵まれた環境だと思います。

ウラヤマシイ。

2015年2月23日月曜日

人気クリスマスローズ


土曜日に池袋サンシャインで開催されていた「クリスマスローズの世界展」に出掛けてきました。

クリスマスローズは愛好家も多いし、奥の深い植物ですね。

丹精込められて育てられたクリスマスローズはどれも見ごたえがあって、思わず「うーん」と唸ってしまうものも多々あり。

会場は多くの人が押しかけていて、改めてクリスマスローズの熱を感じました。

詳細についてはまた追って書きたいと思います。




2015年2月22日日曜日

マラコイデスです


おはようございます。

昨晩は帰宅が遅くなりブログのアップができずじまい。

そして今朝花咲ブログをあけてみたらば、匿名の方から
「サクラソウではなく、プリムラ・マラコイデスでは?」
とのご指摘。

いやー、顔から火がでてしまいました。

確かに、確かに。

 *プリムラマライコイデス Primula malacoides
 *プリムラジュリアン Primula x polyantha
 *サクラソウ Primula sieboldii
 *クリンソウ Primula japonica

などなど、プリムラ属(サクラソウ属)=Primula はたくさんありますね。

・・・・と言い訳を必死にして、顔から出た火の消火作業にあたっていますが。

頭の中で「おっ、プリムラ」と思って、そのまま深く考えずにサクラソウと書いてしまったというのが偽ざるところであります。

しかし、このようなスルドイ方がブログを読んでくださっているのだと思うと手抜きはできませんね。

私も勉強になります。

これを機に、より楽しく、そして正確なブログを心がけていきたいと思います。

ご指摘くださった匿名さん、有難うございました!

2015年2月20日金曜日

サクラソウ


三寒四温なのか。

春がどんどん近づいてきているのは間違いない。

フクジュソウ、サンシュ、ロウバイあたりはモチロンのこと、ご覧のようにサクラソウまでもが咲き始めている。

サクラソウって、じっくり見ると不思議な花じゃないですか?

茎があって、それをグルリと取り囲むように花が咲いたかと思えば、さらにそのひとつ上の階層に同じようにグルリと花が咲く・・・

スカイツリーの展望台のような感じがしてしまうのは僕だけだろうか。

学名は Primula sieboldii というけど、お察しのようにかのシーボルトが名付け親となっている。

ありふれた花ではあるけど、なんとなく可愛らしい春の使者に目を向けてみて欲しい。


2015年2月19日木曜日

どう思いますか?


とある大型紳士服屋さんの前。

店と歩道の間の僅かな隙間にバークチップが敷き詰められていた。

これについて「良い点」と「悪い点」があると思った。

まず良い点。

①美観:すなわち土がむき出しよりは、バークすなわち木の皮ゆえ、なんとなく温かみがある。
②雑草対策:バークがあれば、むき出しの地面に比べて雑草が育ちづらい
③ローメンテナンス:水遣りなども不要で放ったらかしておけばよろしい

そして悪い点。

①バークは乾燥した木の皮ゆえ軽い。よって強風に吹かれればアッという間に飛んでいってしまう
②飛散したバークは歩道を汚す
③いたずら好きの子どもの格好の餌食。すなわち子どもたちがこれを撒き散らす

などなど、それぞれ長所、短所があるのだけれど、総合的に独断で申し上げれば、この場所にバークチップ敷設はやや不適かなぁ・・・


2015年2月18日水曜日

チューリップを植えました


今日は良い意味で予報を裏切っての雨。

雪だ雪だというので、雪かきのことなど考えると憂鬱だった。

たしか去年の今頃はドカ雪だったなぁ。

あれはもう勘弁していただきたい。

確かに寒いけど、間違いなく季節は春に向かって進んでいる。

先日ご紹介したカワズザクラのつぼみがほころんでいることもそうだし、他にもこんなことが。

植え込みの端にこんな看板が立っていた。

チューリップを植えました。植物を踏まないでください。

球根を植えても、外見的には全く分からないので、そのまま踏み込む輩もいるのだろう。

球根だって踏みつけられたら堪えるし、芽が出てきたところに踏まれたらばダメージはかなりのものだ。

なのでこの立看板。

看板だけでは効力が十分でないので、チューリップの球根を植えた一帯に支柱を立てて黄色い水糸をめぐらせていた。


これはグッドアイディアだと思ったよ。

アピールの仕方がさりげないし、視覚的にだけではなく、物理的にも踏み込まれることを抑止している。

これで踏み込むとすればかなりの確信犯だろう。

何事もなく春に可愛いチューリップが咲くことをひそかに祈った。

2015年2月17日火曜日

ヤドリギ発見


日曜日の子どもたちとの植物観察の朝。

集合場所に向かって公園の中を一人で歩いていたらば、大きなケヤキにヤドリギが育っているのを見つけた。

ヤドリギはときどき見かけるけど、珍しいといえば珍しいかもしれない。

へぇ、こんなところにあるとは知らなかった。

代々木公園には何度となく来ているけど、これまでこのヤドリギには気付かなかった。

子どもたちにも見せてあげたいけど、その日に予定している散策コースとは著しく外れてしまっていた。

ところがその日の植物観察での散策は思ったよりも早く終わってしまい、20分ほどお釣りが出た。

そこで、ヤドリギを見るべく皆でぞろぞろと宿主であるケヤキに向かった。

ケヤキから200メートルほど手前で一旦立ち止まり、「あれは何でしょう?」と問いか掛けてみた。



「鳥の巣?」「風船?」

もちろん正解は出ない。

さらに近づいたところで解説をしながら正解を発表。

ケヤキに寄生している(正確には半寄生)という説明をしたらば、露骨にイヤ~な顔をした男の子がいて面白かった。

寄生って気持ち悪い感覚なんだろう、たぶん。

その後、参加された親御さんからいただいた何通かのメールには
「子どもにとって今日のハイライトはヤドリギだったみたいです」
「一番印象に残ったのはヤドリギだそうです」
とあった。

冬の植物の様子をテーマにした回だったけど、期せずしてヤドリギに皆食いついてしまったようだった。

でも、ある意味これも冬の植物の様子なんんだよね。

だって、ケヤキに葉が茂っていたらばヤドリギになかなか気付けないもの。

冬で落葉しているからこそのヤドリギ発見だったわけだ。

2015年2月16日月曜日

サクラほころぶ


子どもたちとの植物観察で出かけた代々木公園。

風が強くて確かに寒かったけど、春は着実に接近してきているのだなと分かった。

例えばこれなんかどうだろう。

ごらんの通り、サクラのつぼみがほころんで、あと一週間くらいで咲きそうだ。

サクラといってももちろんソメイヨシノではなく、おそらくカワズザクラかカンヒザクラあたりではないかと思うけど。

不謹慎かもしれないけど、冬が去るのはなんとなく惜しい気がしているんだよね。

もうあと2ヶ月くらい寒い冬があってもいいような気がしている。

最近の春は短くて、アッという間にムシムシの夏になってしまうからかな。

しかし植物たちの、こういう季節に忠実な様子には勝てない。

時計を持っているわけでも、カレンダーを持っているわけでもないのに。


2015年2月15日日曜日

真冬の子ども向け植物観察会開催


風はチト強く寒かったけど、冬晴れの日曜日。

今日は今シーズン最後の子どもたちとの植物観察会@代々木公園でありました。

今シーズンは「春」「夏」「秋」「冬」と四季をテーマに毎回同じコースを歩くことで、季節ごとにどういう変化があるか、というようなことを取り入れてみた。

冬に子ども向けの植物観察をするのは初めてかな。

オトナ向けにはあるけども。

冬は寒いし、わりと地味な内容になりがちなんだけど、そこは工夫をして約2時間楽しく歩きました。

今日参加してくれたのは小学2年生~4年生と、偶然にも偏りが少なく、かつ熱心な子ども(付き添いのオトナも熱心)たちばかりで、こちらも気合が入ったよ。

この子ども向け観察会もこれで丸5年が過ぎ、参加者は延べ100人を超えた。

まさにコツコツといったところだけど、子どもたちの楽しんでいる顔を見ると、もっともっとこの輪を広げていきたいなと思う。

みんな、また会おうね!


2015年2月14日土曜日

有終の美を


明日は日曜日。

子どもたちとの植物観察会、今シーズン最終回であります。

今シーズンは「春」「夏」「秋」そして「冬」と、植物たちの四季の様子を追いかけてきた。

真冬に子ども向けの植物観察をするのは初めてのこと。

花もなければ、葉も少ない時期に、子どもたちに飽きられないようにどうするか。

これは腕の見せどころですねぇ。

まぁ下見も済ませて、アイディアはちゃんとあるのでお任せを。

花は少ないながらも、ロウバイ、ツバキ、ウメなんかは咲いていた。

ロウバイの甘い香りを嗅いでもらう大チャンス。

子どもたちの記憶に、この花の香りが刷り込まれればオトナになってもどきどきフト思い出してくれるかもしれない。

香りと記憶の関係って、かなりあると思うなぁ。

さぁ明日は天気も問題なさそうで、楽しい一日にしたいと思います。

2015年2月13日金曜日

サヨナラ富士山

もうこの富士山は見られない・・・

昨日のブログ・・・・

書いたつもりでいて、実は書いていなかった!

すっかり書いたつもりになっていて、他のやるべきことも一通りやって、「やれやれ疲れたので寝るか」と寝てしまったのだ。

今朝になって、「あれっ??」と書いていないことに気付いた。

これってボケの始まりなのかなぁ。

物忘れもそうだし、人の名前、植物の名前なんかがスッと出てこなくなってきたものなぁ。

これはマズイぞ。

さて、そんなプチ・ショックに打ちひしがれての、最近のちょっとやるせないニュース。

実は我が家から西の方を見れば、富士山が見えていた。

朝見えれば「今日も良いことがありますように・・・」なんていって手を合わせたりしていた。

夕方であれば年に何回か、息を飲むような美しいシルエットが浮き上がったりしていた。

なぜ過去形で書いているかといえば、つい最近なのだけど、我が家から見えるこの風景のちょうど間にビルだかマンションだかが建築中のようで、気がついたら富士山が3分の1くらいしか見えなくなっていたのだ。

これはなんともいえないショック。

最近ニュースで「富士見が丘」「富士見坂」などなど「富士見」という名がついていながら、すっかり富士山が見えなくなってしまったなんていうのを見たことがあったけど、まさか自分にもそんな災難が降りかかるとは。

災難ってこともないけど、なんかイヤじゃない?

私も一介のニッポン人、富士山をこよなく愛すのだ。



2015年2月11日水曜日

生産緑地のある風景


東京都杉並区。

閑静な住宅街を歩いていると、広々とした「畑」があった。

でも畑にしては、ややサイズが小さめだし、家庭菜園にしてはサイズが大きく、なんとなく変わった雰囲気だった。

看板を見てみると東京都市計画生産緑地地区とある。



生産緑地は生産緑地法にて定められ
「良好な都市環境を確保するため、農林漁業との調整を図りつつ、都市部に残存する農地の計画的な保全を図る」ことを目的としている。

メリットとして
①固定資産税が優遇される
②相続税が猶予される

別の看板には
「この農地から都市に緑をお届けしております。子どもたちに残そう緑の東京」
とあるけど、季節柄なのか、肝心の畑では散らし玉仕立てのチャボヒバが数列植えられていて、中央部分はほぼ閑散としていた。



何か緑のものがあるなぁと思って目を凝らすと、それはダイコンでありました。

どうにか税金を安く、土地を維持したいという思惑がチラリホラリと見え隠れする不思議な光景でした。
 

2015年2月10日火曜日

冬の代々木公園


今日の午後は久し振りに代々木公園に。

天気が良くて、空が高かったなぁ。
斜め方向から差してくる西日がとても眩しかった。

こんどの日曜日に今シーズン最後のこども向け植物観察会を開催するのだけど、その下見のため。

参加者が2人というところから始めて、早5年。

延べ参加者は100人を超えた。

有難いかぎり。

ありきたりの表現でイヤになっちゃうけど、
「参加してくれる子どもの楽しい顔を見るとやめれらない」のであります。

毎年、オトナのこちらがビックリするくらいに好奇心にあふれた探究心の塊のような子どもが現れる。

こういう子どもとのやり取りは本当に楽しいし刺激を受ける。

どっちが教わっているんだか、ということもシバシバであります。

なのでこちらも手抜きは一切無し。

必ず下見に出かけて、旬な題材がないか検討して準備する。

今日も2時間くらいノンビリ歩いて「冬の植物たち」についてイメージはバッチリであります。

まだ若干の空きがあるので、もしご興味のある方は連絡ください。


2015年2月9日月曜日

ほのぼの侘助


とあるお宅の前に植木鉢が並んでいた。

そのうちのひとつにはピンクの花が咲いていて、その脇に花の名前が記してあった。

「ツバキ 侘助」

木の門、そして侘助・・・・

なんだか、とても和な感じの良い雰囲気が漂っていた。

丹精込めて育てていて、花が咲いたらばそれを多くの人に見て欲しいんだろうなぁ。

だから、こんな名札を付けたんだろう。

その字にも、なんともいえない味わいがあって、思わず足を止めて見入ってしまった。

花は人をシアワセにする・・・

シアワセってのは定義も難しいし、ハードルも高そうなので、これの真偽のほどはよく分からないけど、ともあれ「ほのぼの」とした気持ちにしてくれるのは間違いないと思うな。


2015年2月8日日曜日

楽しい日曜日


毎月第二日曜日は池袋コミュニティカレッジにて「園芸英語」講座を開催しております。

正式には

今日はその第40回目の講座でした。

ということは、講座開始来、丸3年以上が経ったということになります。

「園芸英語?なにそれ??」

ということから始まって、その輪が少しづつ広がってきていることは本当に嬉しいこと。

現在、受講されているのは10名程度と、ほど良い人数です。

受講生ひとりひとりの様子が分かるし、この講座に参加することで知り合いになってお友達の輪が広がっているという、いわばアットホームな雰囲気で講座を開催しています。

90分という時間を有効に使いながら、かといって詰め込み過ぎないように。

イギリスで仕入れてきた紅茶をすすりながら、ビスケットをかじりながら、肩肘張らないリラックスした感じを心がけています。

だって日曜日ですものね。

ゆったり、のんびり、それでいてちょっと役に立つ園芸英語。

ご興味のある方は是非ご参加ください。

 *西武コミュニティカレッジ





2015年2月6日金曜日

反省


昨日書いた「痛すぎるサクラ」。

その後、「これはもともとそこにあったサクラで、これを残そうとしてこんな形になったんでは?」という指摘をいただいた。

この一帯を大々的に開発しているので、そんな都合の良い場所にサクラがあったのかな?と当初は合点がいかなかったけど、これほどの状態のサクラをわざわざ「納品」することはやはり考え辛いので、段々とご指摘の通りかなと思うようになった。

ビルの基礎などを作る間、どこかに移植していたりしていたことも考えられなくもない。

現在はパネル状の柵があって中を良く見れないので分からないけど、晴れて近づいて見られるようになったら確認してみたいと思う。

よく分からないうちに「納品」などと決めつけた感じになってしまったのは早計であり、軽率でありました。

しばし様子を見守りたいと思います。


2015年2月5日木曜日

痛すぎるサクラ


池袋に新たな豊島区役所が建てられつつある、と書いたのは昨年のクリスマスイブのこと。

その後も日々工事が続いており、5月のオープンを目指して頑張っているようだ。

往来から見える範囲では、外溝、植栽などの仕上げに近い箇所をやっているのが見える。



なるほどねぇ、最新の注目スポットにどのような緑化がなされるのか、非常に興味がある。

そんな訳でビルの周辺をグルッと歩いてみたらば、スゴイものを見つけてしまった。

それはサクラ。

サクラは皆好きだものねぇ。

植えたくなる気持ちも分かるし、春先に淡いピンクの花が咲けば、それはそれで素敵じゃないの。

・・・・でもね、このサクラがスゴかった。

見れば分かるように大きな幹の箇所でバンバン伐られた跡があって、樹形はお世辞にも美しいとは言い難い。


さらに一番の問題は、伐った跡から腐朽菌が入ったのだろう、小さなキノコがすでにビッシリと生えていた。

もうこれは枯れるのは時間の問題だと思う。

遠めにしか見れないので、キノコの種類などまではよく分からない。
それにしても注文を受けてサクラという商品を納めるにしては、かなり粗悪なサクラを納めたものだと思う。

発注側は気付いているのだろうか?

これは今後問題になるんではないかなぁ・・・などと老婆心ながら心配してしまった。

2015年2月4日水曜日

博愛、譲り合い


とある飲食店の前。

つい最近開店したのだろう、店の前には花が飾られていた・・・・

しかしよくよく見ると、花はなくて、萎れた葉っぱが残っているだけだった。

そこには白い張り紙がしてあって

「ご自由にお持ちください。店長敬白」



開店にともない、色んな取引先からお祝いの花が届いたのだろう。

それを無駄にしないようにという店長の粋な計らいだ。

せっかく頂戴したものをすぐに誰かにあげてしまうのはいかがなものか、というむきもあるだろう。

でも、時に手に余るほどの花が届くときがあるよね。

そういったときに頂戴した気持ちは大切に、それを欲しいなと思っている人に譲るのは悪いことではないと思う。

いや、むしろかなりのグッドアイディアだと思うのだ。

だって無駄がないし、それこそ譲り合いの精神が垣間見れるではないか。

ありそうで、これまでなかった、そんな店長の英断にとても好感がもてたゾ。


2015年2月3日火曜日

夜勤


昨日はブログ更新できませんでした。

実は昨日と今日は「夜勤」です。

ある知り合いの方の手伝いですが、ある事情によって深夜にしか作業ができない場所での高木伐採仕事。

ヘッドライトを点けて暗闇の中で黙々と仕事が進みます。

ご存知のようにここ数日の冷え込みはなかなかのもので、冷たい風が身に染みます。

普段は、朝型人間でそこそこ規則正しく寝起きしているので、こういうシフトはとても不思議な気持ち。

時間の感覚がなくなっていきます。

仮眠も済ませて、もうちょっとしたら出発します。

なかなか得難い経験に感謝。

2015年2月1日日曜日

あれな~に?


ケヤキなどの高木落葉樹はスッカリ落葉して枝振りなどとても分かりやすい。

ジッと目を凝らすと枝の間になにやらゴニョゴニョとした固まりを見つけることができる。

ちょっとした植物好きの方なら、「ヤドリギ??」と思うかもしれない。

惜しい。

確かに遠めに見れば丸い塊なのでヤドリギに見えなくもない。

しかしそれはもっと別のものなのだ。

上の写真を拡大してみよう。


すると白いハンガーが見えるでしょ。

これはカラスの巣であります。

カラスは賢いので、人間の暮らすベランダなどで洗濯物を干している針金を曲げたハンガーなどを集めてきて巣を作るのだ。

ときどきこういう大きな木に登るとカラスの巣を見つけることもシバシバ。

実は昨日のぼった巨大なクスノキにもたくさんカラスの巣があった。

つくづく賢い奴らだ。

どうぞ今の時期、木の上にあるカラスの巣を見つけてみてほしい。

あっ、今の時期だいたいは空き巣だけど。