2015年4月30日木曜日

越冬ヤブカラシ


春になって芽吹くのは何も有難い草花ばかりではありません。

もちろん望まれない彼らも冬を越して頭をもたげています。

彼らとは例えばヤブカラシ。

こうやってみると、土の中でしっかりと冬を越したんだなぁと分かります。

彼らの生きる知恵ってのもかなりスゴイ気がします。

誰もタネをまいたり、水をやったり、肥料をあげているわけでもないのにね。

2015年4月29日水曜日

苦手な山野草



赤城自然園に行って痛感したこと。

それは自分が「山野草」について勉強不足だな、ということ。

山野草ってだけあって、山で見かける野草であり、普段僕が住んでいる都内では見かけることはない。

見かけないんだから、親しみもわきづらいし、覚えたり学んだりする機会が極端に少ない。

かといって、「わし知らんもん」と開き直れるわけもなし。

一応「プロ」として仕事をさせて頂いているわけで、この山野草分野も少しづつ攻略していかねばなるまい。

例えばこのセリバオウレン Coptis japonica var.dissecta

とっくに花は終わっていて、今は実がなっている。

実だけみるとオステオスペルマムのスプーン咲きのような感じだけど、まったく関係ない。

さらにセリバ(セリ葉)というくせに、セリ科ではなくキンポウゲ科という紛らわしさ。

うーん、なかなか手強いぞ、山野草。

2015年4月28日火曜日

赤城ふたたび・・・

お昼は高崎名物「だるま弁当」

今日も赤城自然園へ。

連日の植物観察会です。

なんと今日は40人越えの大所帯。

長らく植物観察をやっていますが、この規模は初めてだなぁ。

そして参加者皆さんの知識がすごかった。

とくに山野草への情熱はなみならぬものがあって、こちらも圧倒されてしまいました。

言い換えれば、自分の勉強不足を思い知らされたということです。

言い訳になってしまいますが、一言で植物といったって「木本」「草本」「ハーブ」「温室植物」「観葉植物」「山野草」「ラン」「キノコ」などなど、ある程度「分野」が分かれています。

それら全てを網羅しているというのはよっぽどの植物オタクというか、かなりの専門家だと思われます。

僕の場合、かなり知識が偏っていると認めざるをえません。

もっとランダムに幅広い知識を習得する重要性を痛感させられました。



2015年4月26日日曜日

赤城自然園 春の陣

赤城自然園で見ごろのシラネアオイ

約2週間にわたる英国人との旅を終えて息をつく間もなく、今度は群馬の赤城自然園へ。

植物観察イベントのインストラクターとして行ってきました。

晴天に恵まれ、汗ばむくらいの陽気。

本当に良い季節になったものです。

植物たちは活発に活動をはじめ、日々成長していく変化がみられる季節。

植物観察にはもってこいです。

いったん東京に戻りましたが、明日も再び赤城自然園にて植物観察会です。

今日も、明日も、満員御礼とのこと。

忙しきことは良きことかな。


2015年4月25日土曜日

現実へ


今朝、英国人二人が帰国の途につきました。

見送りに行ったけど、これまでの約2週間が濃すぎてあれこれと思い出すと込み上げてくるものがあります。

最後は男同士ガッシリとハグ。

また来月会おうぞ、と。

そう来月は仕事があって僕が英国に行くのです。

2週間前の東京はサクラの盛りも過ぎた頃でしたが、今はスッカリと新緑の季節。

日本人の僕が見慣れたツツジやハナミズキも彼らには新鮮に思えたよう。

逆に向こうで良く見かけるけど、日本ではあまり見かけないものとして例えばセアノサスやヒビがあります。

そのことを言うと、そりゃラッキーだ、と。

どうやらボスはヒビが好きでないよう。

所変わればですね。

さぁ現実は待ったなし。

明日、明後日と連日で赤城自然園にて自然観察会があります。

天気も良さそうなので、楽しみたいと思います。

2015年4月23日木曜日

フワフワ感


英国人のふたりと旅を始めてまもなく2週間になりそうです。

夢か現か・・・といった感じの2週間で、日々があっという間に過ぎていきます。

新聞、テレビもほとんど目にする暇もなく、世の中らから取り残された感覚も。

そういう意味で改めて東京の街を見ていると、緑が俄然増えたというか濃くなった気がします。

2週間前はサクラも散り始めていたものの、まだ新緑が芽吹くかどうかといった感じだったはず。

しばらく見ない甥っ子が急に大きくなったなぁというのと似ているでしょうか。

この地に足が着かない感覚は、なるべく早めに解消して、どっしりと前を向いていかねばと思います。

しかし、来週月曜日まではフワフワした感じが続きそうです。


2015年4月22日水曜日

箱根


今日は箱根へ。

富士山が見たいと願うのは、万国共通のやう。

事前のリサーチでは今日の天気は大丈夫そうとのことで出かけたのに、あれよあれよと雲が厚くなり富士山はすっかり雲の中へ。

せっかく遠くから来たんだから、スカッと晴れた空と富士山を見せてあげたかった。

残念。

それでも彼らはめげずにところどころで車を降りて箱根の植生をつぶさに観察していました。

日本人の僕よりも日本の植物に詳しい様子を見て、まだまだ精進が足りないなぁと反省。

もっと頑張らねば。



2015年4月21日火曜日

旅終盤


一連の冒険旅も終盤に差しかかってきました。

今日は、川崎の日本民家園、鎌倉、横浜へ。

日本民家園って行ったことありますか?

ここがスゴク良かったです。

白川郷の合掌造りなど価値の高い古民家がこの地に移築されていて、古き良き日本を体感できます。

家屋の一部では囲炉裏で火を起こしています。

これは茅葺屋根の中の虫を駆除するためでもあるらしいのですが、薪を燃やす香りがなんともよかったです。

パチパチとゆっくり燃える火をいつまでも眺めていたい気分でした。

さらに目的を達するために鎌倉へ。

帰り道にちょっと横浜に寄って戻ってきました。

青森で借りたレンタカーを都内で返却。

総走行距離は北海道の分も併せると2000キロを超えました。

まずは事故もなく無事に戻ってこられてホッとしました。

いよいよ残り僅か。

やり残しのないよう頑張ります。


2015年4月20日月曜日

日光


その後も旅(冒険)は順調に進み、ある方との奇跡の出会いにより、旅の効率が倍増した結果、今東京の自宅にてこれをしたためております。

今回の旅のひとつの大きなヤマである日光ではやるべきことが多く、当初3泊4日を見込んでいましたが、その方の多大なるご協力の結果、ほぼ1日で目的を達することができました。

よって2泊3日で日光を後にし、大風、大雨の中、当初の予定よりも一日早く東京に戻ってきたというわけ。

日光へは小学生のときの修学旅行以来。
改めて徳川家康の偉大さなどについて考えてしまいました。
これから関連書籍など読んでみたいという関心が高まりました。

しかしこれで全てが終わったわけではなく、彼らが帰国する土曜日まで数々のミッションが待ち受けています。

それまでは気が抜けない感じですし、彼らが帰国する翌日の日曜日、月曜日と2日連続で赤城自然園に行く仕事が待っています。

ここは踏ん張りどころです。


2015年4月18日土曜日

昨日の地獄、今日の天国


いまさら説明の必要もあるまい、という有名な日本三大サクラのひとつ、三春の滝桜を見に行きました。

無料駐車場から無料のシャトルバスがバンバン出るという、たった一本のサクラにこれほどの吸引力があるとは正直驚きです。

元来人ごみが嫌いなので、こういった桜の名所は気になりつつもあえて行こうとは思ったことがありませんでした。

ところが行ってみて、思ったほどは混んでいなかったし、周辺の人ごみもそれほどでもなく、ある意味快適にお花見ができました。

樹齢およそ1000年という年月を重ねたサクラには風格すら漂っていて、とくに申し上げることはありません。

ただただスゴイ、素晴らしい、と。

死ぬまでに一度は見るべきサクラだと思いました。

つくづく日本人でよかった。


2015年4月17日金曜日

日本の恥


仙台の榴丘公園の見事な枝垂桜を見に立ち寄りました。

仙台でも屈指のサクラの名所だけあって、見事でした。

ほぼほぼ満開。

こんなときに仙台にいれたことは幸運でした。

でも、イヤなものを見てとても気分が悪くなりました。

前の晩、夜桜でも見て盛り上がったのでしょう。

レジャーシートも、缶も、弁当も全て散らかし放しのまま、人影はありません。



こんなに酷いのは見たことがなかったので、呆れるというか怒りが込み上げてきました。

もう花見なんか辞めちまえば良い、禁止すれば良い、本当にそう思いました。

なんでこんなに心無い人がいるのか不思議でなりません。

もちろん一緒にいた英国人二人も驚いていました。

僕がこうやって写真を撮ったように、彼らも同じように写真を撮っていました。

彼らが英国に戻って、サクラの美しさを友人たちにとくとくと語るでしょうが、同時にこういうこともあるという話も伝わることでしょう
まさに日本の恥。

このブログを書いていても改めて怒りが込み上げてきました。

常識とか、モラルとか、道徳とか、どこへいってしまったんでしょうか。



元気です

鏡のような十和田湖
2日ほど飛んでしまいました。

元気に順調にきてます。

その後北海道函館で一旦レンタカーを返却し、電車で青森へ。

青森で車を借り替えてから、十和田湖(青森)、大館(秋田)、盛岡(岩手)、仙台(宮城)と2日掛けてやってきました。

相変わらず地元の人に尋ねながら、100年前の写真と同じ場所を探すという謎解きをしています。

でも探してみれば、案外見つかるもので、今のところ勝率は7割5分といったところでしょうか。

それ以外にも、彼らは植物の専門家ですので逐一気になる植物(主に樹木)があると足を止めて時間を忘れて掘り下げます。

そんな姿を見ていると、とても刺激にもなり、勉強にもなります。

今日はこれから仙台近辺を探り、夜は郡山(福島)にいるはずです。

天気もまぁまぁです。

とりいそぎ。

盛岡にて 石割桜が満開

2015年4月14日火曜日

松前へ

いうまでもなく、函館

今日もざっと300キロを走破。

函館から松前に行き、その他ウロウロしました。

松前城近辺には多くのサクラが植えられていて、最近はサクラの時期に20万人の人が訪れるサクラスポットになっています。

ここで長年サクラの育種に携わっていらっしゃる方に会いに行ったわけです。

ちょっと信じられないようなことが次々と起きた一日で何から書いたものかといったところですが、また他に調べ物やら、やるべきことが多く今日は3枚の写真でご容赦いただければ、と。

明日はいよいよ北海道を離れて青森に渡ります。

とりあえず元気です!

隠れた名城、松前城

咲いているのは早咲きの品種のこれだけ

2015年4月13日月曜日

まずは軽く300キロ


北海道の2日目。

札幌を朝出発して、車で300キロ以上飛ばして函館までやってきました。

今日は大沼国定公園にて収穫が。

かすかな手がかりを元に、車を止めて徒歩でしばし目的の場所を探しました。

探すこと2時間ほどで、おおよその目的地を探し出すことができました。

前回同様、探していく中で、苦労はするけども、探し当てたときの感動はまちがいなくあるな、と。

明日は函館をベースにサクラにまつわる一大アドベンチャーの予定です。

2015年4月12日日曜日

札幌


札幌にきました。

昼過ぎに着いてホテルに荷物を置いて歩き始めたのが15時。

目当ての場所には結局行き着くことが出来ませんでしたが、それでも初日としては実りある一日でした。

札幌の北海道大学植物園にも立ち寄ろうとしましたが、日曜日は生憎の休園日。



園の外からうらめしそうに中の様子を眺めました。

植物園が不発だったので、園は園でもビール園へ。

明日からのスケジュールについて確認をし、サッポロビールで今後の成功を祈念しました。

明朝から札幌を離れて南を目指します。


2015年4月11日土曜日


突然ですが。

明日から旅にでます。

国内ですが、旅というより「冒険」に近いニュアンス。

現在、荷造りをしております。

これに向けて、一年くらいかけて準備を進めてきたので、なんとか万事うまくいくと良いなという希望と覚悟をもって高鳴る胸の鼓動を抑えつつ前夜を迎えております。

旅先ゆえ、毎日ブログがアップできるかはなんとも微妙ですが、なるべく情報を発信していきたいと思います。

どうぞ無事を祈っていてください。

アディオス・アミーゴ!!

2015年4月10日金曜日

足元に目を向けよ


サクラが終わって冬に逆戻り。

またサクラが咲くんじゃないかと錯覚しそうになる。

来週中盤以降は暖かく(暑く)なるんだそう。

この寒さで植物の生育もちょっと停滞したのではないだろうか。

ニュースを聞くと、一部の野菜はこの寒さの影響ですでにこれまでの2割増しくらいの値段で取引されているらしい。

何事も普通が一番だね。

暑すぎるのも、寒すぎるのもよろしくない。

さて、改めて足元に目を向けてみよう。

気づきにくいかもしれないけど、足元は百花繚乱。

ひとつひとつの花が小さいので目をこらさないと分からないけど、色んな花が咲いているもんだ。

白いのはハコベ、青いのはオオイヌノフグリ。





僕の手の大きさと比べてもらえればサイズ感が伝わるのではないでしょうか。

こんなに小さくて可愛い花が今の時期は足元にたくさん咲いている。

時間が許せばゲリラ的な春の植物観察会でもやりたいんだけどね・・・・



2015年4月9日木曜日

いかがなされた?


どんよりとした空を見て欲しいわけではない。

まず、ここはどこでしょう?

この写真だけではちょっと難しいかな。

イチョウが整然と並んでいるところ。

そう、神宮外苑絵画館前のイチョウ並木であります。

イチョウもそろそろ新芽を吹きだした。

でもまだ裸に近いので枝振りが良く分かる。

ここはイチョウの名所だけあって、細心の注意をもって管理がなされているのだと思うが、今日の写真をジックリ見て何か気づかないだろうか?

そう、シュッとキレイな円錐形をしているはずの外苑前のイチョウだけど、中に数本シュッとしていないイチョウが紛れていたのだ。

これは今まで気づかなかったなぁ。

特に一番上の写真が著しい。

ジグザグになっているのが分かるでしょうか?

2枚目の写真はジグザグほどではないが、ヒョロヒョロっといった感じ。



もちろんイチョウは樹木であり、無機物ではないのでまっすぐであったり、左右対称であったりする訳ではない。

でも一番上の写真なんかは明らかに剪定によるもの。

どうしちゃったのかなぁ、しくじっちゃったのかなぁ。

何かの事情がありそうで、それがとても気になった。

葉っぱがスッカリ繁ってしまえばこんなのは目立たなくなるとは思うけど。


2015年4月8日水曜日

小型ギボウシ


なんでしょうか、今日の天気は。

東京では間違いなく「みぞれ」を経験しました。

サクラも終わった4月ですよ。

仕舞いかけた冬物をひっぱり出して着ました。

植物、とりわけ農作物に被害がでないといいなと願わずにはいられません。

さて昨日はネットで植物を買ったよ、案外便利、という話を書きましたが、それでも実物を見て決めたいというのは本音の部分。

自分はいやしくもプロでありますので、個々の状態を見て良いものを手に入れたいというのはプライドでもあります。

狙っていたのはギボウシ。

まだ芽が出たばかりの時期なので園芸店にもそれほど品揃えがありません。

今園芸店に置いてあるのは、昨年の売れ残りといったところ。

売れ残りでも、別に品質には何ら支障はありません。

もちろん値段だって、安くなっているわけでもないし。

ギボウシは種類も多く、ひとつの葉が30センチを超えるような大型のものから、小型のものまで様々です。

今回の花壇はそれほど大きいわけではないので、大型のものは収まらないし、主張が強すぎます。

ですので狙いは小型のギボウシ。

お店の人もたまたま知り合いの方だったので、とくに親身に候補を幾つか示してくれました。

その中から自分で質、状態の良さそうなものを選びました。

ギボウシのブルーマウスイヤーという品種で良い予感がしました。

小さいギボウシでも年々株は大きくなるので、存在感もほどほどでちょうど良いのではないかと思っています。

数年先も楽しみです。

2015年4月7日火曜日

ネットショッピング


春です、今日は寒かったけど。

植栽の仕事をするにしても、選択肢が突然広がった気がする。

それだけ色んな花苗が出回るようになってきたということ。

それでも普通の園芸店ではなかなか手に入らないようなものもある。

コレを使いたいな、と頭の中明確なイメージがあるような場合。

そこでネットであれこれと検索してみてみると、捜し求めているものが見つかったりする。

これは良いかも、とカチッ、カチッとクリックする。

当店では×××円以上での注文となります、なーんてメッセージが出るので、ついでにアレとコレも・・・なんて余計に買うことになる。

そして指定日にちゃんと宅配便で届く。

スバラシイ。





花苗は生モノゆえ、宅配便で大丈夫かという一抹の不安はあるが、届いた苗はどれも健全で大丈夫そう。

これから植えつけて花が咲くのが楽しみだ。

一鉢づつ新聞でくるまれて、その新聞が保水の役割も担っている。

うまく考えてんなぁ。

これでもう少し暑くなってくると、クール宅急便での配達になるんだそうだ。

日本の物流ってつくづくスゴイ。

こんなのないよ、世界のどこだって。

この前はとある特殊な芝生もネットで買ってみたけど、説明によれば出荷日に注文数だけ芝を「収穫」して発送するんだそうだ。

それもスゴイ。

まさに採れたて新鮮便であります。

作る花壇の規模や趣向にもよるけど、こういうネット活用も十分アリだと思うな。

2015年4月6日月曜日

女子に負けるな


昨日ご紹介した3月28日付けの日経プラス1.

11頁には

杉を伐採、山から運ぶ
自然守る林業女子の先頭

というタイトルで林業に携わる女性の紹介記事があった。

もちろん食い入るように読みましたよ。

静岡大学の農学部出の方で、樹木や環境などに関する知識はたくさんあって立派な素地がありそうなことは良く分かった。

確かに女性での力仕事は大変だと思うけど、大部分の仕事はチェーンソーやらウィンチなどの機械がやることなので、力不足による不利はそれほどないのではないかと思われる。

加えて最近は逞しい女性が多いし、か弱い男性も多いので、男女格差はさほどなくなってきているのではないだろうか。

記事を読めば読むほど、大学生の頃にこういう興味があったなら僕の人生も今とは違うものになったのではないかと深く考えてしまった。

若い人たちよ、山へ行くのも選択肢のひとつに加えるべし。

2015年4月5日日曜日

何でもランキング


先週の日経プラス1(土曜日の日経に付いてくる別紙)。

1面の何でもランキングでは「春に誘われ西洋風ガーデン巡り」と称して国内の洋風庭園を1位~10位までランキング付けして紹介していた。

それによると
1位 新宿御苑
2位 旧古河庭園
3位 アンディ&ウィリアムス ボタニックガーデン
4位 蓼科バラクライングリッシュガーデン
5位 神代植物公園
6位 えこりん村 銀河庭園
7位 ラ・カスタ ナチュラルヒーリングガーデン
8位 神戸市立須磨離宮公園
9位 軽井沢レイクガーデン
10位 クレマチスの丘「クレマチスガーデン」

行ったことのある庭もあるし、初めて聞く名前もある。

「なるほど」と頷く庭もあるし、「そうかなぁ」とためらう庭もある。

なんでアレが入っていないの?という庭もある。

まぁそこはご愛嬌。

こういう記事をもとに庭に関心をもって足を運ぶ人が増えれば良いのだ。

この日経プラス1の何でもランキングは結構影響力があって、以前「美味しいバター」という紹介をやったとたんに上位にランキングされたバターが売り場から姿を消したということもあった。

自分もエシレバターを買いに走ったクチだったから良く覚えている。

どうぞ皆さん自分で庭に足を運んで自分だけの庭ランキングを作ってみてはいかがでしょうか。

きっと面白いよ。

2015年4月3日金曜日

サクラ・アート



今日の強風はなんだ?

今もまだ窓の外ではゴーゴーと音を立てて風が吹いている。

昨日書いたように自分の中では今年のサクラは終わったので、今更未練はないが、それにしたってねぇ。

北風と太陽の話にあるように、北風がサクラから花びらを一枚一枚脱がせていくといったカンジだろうか。

今日の場合は暖かくて北風ではなく南風だったけど。

川面はピンクの花びらで染まっていた。

花筏なんて風流なものではなく、「赤潮か??」と汚染を疑いたくなるようなおびただしい花びらの数。

しばらく花筏の様子を眺めていたらば、花びらの描く模様が最近流行のカフェラテ・アートのように見えてきた。

いつまで見ていても飽きない気がしたよ。

2015年4月2日木曜日

サクラと植木鉢


今日も良い天気ではなかったか。

なんだよ、下り坂って言っておきながら毎日がお花見日和ではないか。

もう心の中では今シーズンのサクラに別れを告げたので、今更たいして未練はない。

「ああ、咲いているな」程度に留め、あえてクールな感じね。

今日は、仕事で使いうための植木鉢と少々の花苗を仕入れるべく、とある園芸店に行った。

改めて植木鉢を買おうとして気づいたのだけど、和風の鉢がめっきり減ったね。

今度の現場のお施主様のご希望では和風の青塗りの植木鉢を、ということだったのだけど、置いてあるのは僅か。

サイズも選べない。

お店のおじさんに話を聞いたら、最近は洋風のテラコッタ鉢におされて和風の鉢は全く売れなくなってしまったので、作り手もだんだん作らなくなった、とのこと。

ほんとか?それ。

とにかくそのお店には、本当に和風の植木鉢が少なかった。

写真に写っているのは和風といえば和風だけど、いわゆる伝統的な当たり障りのない普通の植木鉢ね。

しかしなんだ、世の中のお庭がすべて西洋を向いているわけでもあるまいに、なんで洒落た和風の植木鉢がないのだ?

これはゆゆしき問題だと思ったよ。

2015年4月1日水曜日

ここにも春


毎日サクラの話題で恐縮ですが。

今日は曇天、夜にはポツポツと雨が降り出した東京。

サクラはまだまだ咲いているけど、満開ピークは過ぎたように思える。

これからは日々下り坂。

なんともはかないね。

これで大雨が降ったり、大風が吹いたりすれば、まさに花散らし。

さて、そんな寂しいことばっかり言ってないで園芸店に目を向けてみるべし。

ご覧のとおり、色とりどりの花で溢れている。

ちょっと前まで、パンジー、ビオラ、シクラメンくらいしかなかったのに、この華やぎようはどうだ??

これだけ選択肢があれば、何か買って植えてみようという気にならんか。

来週は小規模ながらも植栽の仕事が数件あるので、下見にきたけど思いのほか色々と出回っていたので嬉しくなった。

あそこにこれを植えて、あっちにそれを植えて・・・

イメージはどこまでも広がっていくのでありました。