2017年3月7日火曜日

ミニチュアな世界


この前、とある案件があってリサーチなども兼ねて某園芸店に出掛けた。

いろいろと見ているだけで楽しいし、とても勉強にもある。

最近流行っているのは多肉種やエアープランツだということは知っているけど、ちょっと自分の趣味とは違うんだなぁ・・・

でも興味はあるよ、もちろん。

さらに店内を歩くと、苔玉やサボテンなども。

普段なら通り過ぎるところだが、丹念に見てみると小さくてどれもカワイイ。

なんかこんなのが身近にあるとそれはそれで気持ちが潤うかもね。

園芸といって、庭をもって花壇を作って・・・と大掛かりにやる必要はない。

こういうミニチュアな世界も立派な園芸だといまさらながら気付いた。

盆栽もそうだしね。

これからちょっと気にしていきたいと思ったよ。

こういうあたりに惹かれ始めるあたり、歳をとってきたってことかな。


2017年3月3日金曜日

訳あり街路樹


ふたたび都内。

街路樹のイチョウ。

電線が枝の間を通る様子はいかにも都会的。

東京の街路樹はなんと944,166本植えられており、内訳は
1位 ハナミズキ 62,629本
2位 イチョウ 61,832本
3位 サクラ類 44,704本
4位 トウカエデ 37,055本
5位 プラタナス類 30,786本


あれっ、ケヤキは入らないのか?
実はこれは都内全体の街路樹であり、都道、区道、国道、市町村道に内訳がさらに分かれる。

ケヤキは都道では5位、国道では4位、市町村道で5位となっている。

思ったより順位が低いのでちょっと意外。
思ったより順位が高くて意外だったのがハナミズキ。

全体の1位ってほどあるかなぁ。

まぁいいや、こんどこの結果を踏まえて街路樹を眺めてみよう。

街路樹は国分寺の駅前のサクラ並木のように街の景観を作り出しているケースも多く、地域住民が思いのほか愛着をもっている場合がある。

今回見かけたイチョウに張り紙がしてあった。

『12月に予定していた樹木の伐採については一旦休止し、再検討をしています。』

何があった?
何かがあったんだろうなぁ~。

気になる。



2017年3月1日水曜日

サイカチ



都内某所。

都会である。

都会ではあまり見かけることのない珍しい木を見つけた。

その名をサイカチ Gleditsia japonica という。

なぜ都会であまり見かけないかというと、ご覧のようにとても鋭くて大きなトゲが幹からも枝からもでているからである。

 

こんなのが目にでも刺さったらエラいことである。
 

なので公共の場にこんな危ない木を積極的に植える人はいないのだ。

このサイカチは意外なことにマメ科。

アカシアも鋭いトゲがあるので、マメ科とトゲには深い関係があると分かる。

さらにマメ科ゆえ、実はサヤ状のものがなる。

地面にはマメのサヤが沢山落ちていた。


どれも立派な大きさ。


そしてサヤの中にはタネ(マメ)が入っている。


図体は大きくても、容姿は大きく違っていても、普段慣れ親しんだ枝豆とあまり変わらないってあたりが面白いでしょ。