植物たちがタネを運ぶ件について書いてきた。
これまでご紹介したのは鳥が運ぶ、風が運ぶといったあたり。
もちろんこれら二つは最も代表的な種子散布の方法だ。
でももっともっと方法はバリエーションに富んでいる。
例えばこれ。
コセンダングサ Bidens pilosa
実の先端が鈎針(かぎばり)状になっていて、人間の洋服や動物の身体に付着する。
種小名の pilosa は「長くて柔らかい毛をもった」という意味があるようだけど、この鈎針のことを指しているのであれば決して柔らかくはない。
下の写真は実を結ぶ前の花のときだけど、長くて柔らかい毛らしきものは見当たらない。
まぁあいい。
秋晴れの気持ち良い日は散歩しながら色んな実に目を向けてみよう。
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