往来にはみ出そうな植木鉢。
ときどきこんな光景を目にするよね。
僕はこういうのを見るたびに、小さな感動を覚えるのだ。
ちょっと大袈裟かな。
でも考えてもみてほしい。
植物を育てたい、でも庭がない。
普通は諦めてしまうでしょ。
でもこういう人たちは不屈の植物愛の持ち主なのだと思う。
庭がなくてもへこたれない。
限られたスペースを最大限に活かしてプランターを並べて季節の花を育てている。
「置く」だけでは飽き足らず、「ぶら下げる」ことでさらなるスペースの有効活用を図っている。
水平に垂直に、まさにMAX。
やっている御本人はもちろん、往来を行き交う人たちも楽しませてくれる。
そりゃ広い庭があればそれに越したことはなかろう。
でも、東京という限られた土地に多くの人がひしめく場所ではそれはなかなかかなわない。
イングリッシュガーデンも確かに素敵だけど、イギリスの人たちはこういう意味においては恵まれている。
日本では表現の場がこんなことになっているだけで、植物愛については負けず劣らず、いやいやかなり勝っていると思うよ。
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