赤城の実。
これまでは赤や紫など目立つことで鳥たちに見つけてもらって運んでもらうという話をしてきたが、タネを運ぶのは鳥や動物だけではない。
風だって運ぶのだ。
一番分かりやすい例がタンポポね。
あれは風にのってフワフワと飛んでいって着地した場所で発芽するという仕組み。
今日の写真は知っている人は知っているけど、知らない人は知らない実。
当たり前か。
これはカエデの実。
二枚の翼のようだけど、これは半分にパカッと離れて翼一枚でクルクルとヘリコプターのように回転して飛んでいく。
タネの部分が丁度良い塩梅の重さになっていて、クルクルと回転するようになっているのだけど、これを見るたびに本当に感心する。
こんな絶妙なバランス、作ろうたってなかなかできるもんじゃない。
是非拾って、自分でクルクルしてみていただきたい。
飽きずにしばらくクルクルできるはずだから。
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