2018年1月15日月曜日

凍死サルビア


最近の冷え込み方はかなり本格的。

都内でも最気温がマイナスになることが珍しくなくなってきた。

これが日陰だとなおさら。

まったく気温が上がらない。

あらためてお日様の有難さが身に染みる。

さて、実は某所でメキシカン・ブッシュ・セージ、呼び方は色々とあるようだけど、学名でいくと Salvia leucnatha となるが、これを足掛け4年くらい育てている。

お恥ずかしいが、最大の目的は大きく育てて花をたくさん咲かせること。

当たり前のこと、簡単そうなこと、なんだけどこれが上手くいかない。

草丈はお陰様で150センチくらいにはなるんだけど、どうしても花が咲かない。

ある年は花芽すらつかなかった。

今年は花芽が早い時期からついていたので、シメシメとおもっていたのだけど、蕾のまま結局花が咲かなかった。

過去形になってしまったのは、ここ最近の厳しい冷え込みで凍傷にかかってしまったらしく、葉っぱがあれよあれよとチリチリになってしまったのだ。

これは低温による生理障害であると思うが、こうなると復活は厳しい。

ということで、今年も大きく育てることには成功したけど、花を咲かせるには至らなかった。

悔しい。

正直、悔しい。

特に花芽がついていたし、その蕾はうっすらと花の色(紫色)になっていたので、あと一息だったはず。

なんで、その一息がなせなかったのか。

そんな花が咲く一歩手前の蕾の状態で1ヶ月以上経っていたと思う。

何がいけないのか。

思い当たるフシはただひとつ。

日射量だ。

ビルの谷間にあるけど、春や夏はそれなりに日が当たる。

しかし秋から冬は太陽の進み方とビルの関係からほとんど日が当たらないのだ。

必然的に温度も上がらない。

もし日が差していれば、たぶん大きく育てて花をたくさん咲かせるという目標は達成することができたのではないかと思う。

(つづく)


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